イギリスの凋落
スイス時計工業は19世紀中ごろにはたちまち世界一の時計王国へと飛躍的な発展をとげるにいたった。
1862年スイスは年産250万個、これに対しイギリスは16万9000個、アメリカは急速な発展を示しつつあったとはいえ、まだわずか5万個にすぎなかった。
スイス製時計はその大部分が輸出向けであったから、スイス時計の進出によって大きな痛手を受ける国が出てきました。
それはイギリスです。
いまなら「貿易摩擦」問題として世論が喧しくなるところだが、さすがは自由貿易の祖国、イギリス時計業界は議会へ陳情したり抵抗は試みたものの、それぞれの道を求めて転身してゆく。
イギリス時計工業の凋落ぶりがいかに急速であったか、数字がもっとも雄弁に語っています。
そして、現代の若者にはD&G 時計などのブランド時計が人気だそうです。