オススメすぽっと・・・その5
★山本鼎記念館
版画家であり、洋画家であった山本鼎を記念して建てられたこの美術館は、戦国の名将、真田幸村で知られる上田城趾公園内にあります。
代表作である「漁夫」(版画、1904)、「デッキの一隅」「蚊帳」(油絵、1905)、「自画像」は、その純朴なタッチで観る人の心を和ませてくれます。
版画という言葉は、山本鼎の創作といわれるほど日本版画界に多大な影響を与えており、自身の作品の他にも児童自由画運動、農民美術運動にも力を注ぎました。
とくに、第一次世界大戦後の農民たちが疲れ果てているのを見て、少しでも暮らしの助けになるようにと、農閑期を利用した美術活動を勧め、その才能を引き出すことに成功しました。
展示室では、こうした業績を示す資料を見学することもできます。
なお、館内では絵はがきや、農民美術作品(人形、皿など)を頒布しており、来館者に好評です。