大人気のパチンコは戦前にも大ブーム5
パチンコ屋第1号だが、"パチパチ"は縦ではなくて下に寝かせた形ですから、店に置ける台数も限られます。
なにしろ、駄菓子屋でも、露天でも、狭いスペースで商売しているのですから、これは、どうしてもひと工夫しなければなりません。
そこで、ON商会が苦心のすえ、縦形にした"パチパチ"をつくり出しました。
これが、今日のパチンコ台の"元祖"となったといわれています。
"パチパチ"のような下に寝かした形のゲーム台を、業界では、「ヨコモノ」(横もの)といい、パチンコ台のようなものを、「タテモノ」(縦もの)といいますが「なんだ、ヨコのものをタテにしただけじゃないか。苦心なんていらないじゃないか」などとといってはいけません。
縦形にするには、メカの改良から、かからなければいけません。
なるほど、現在の"デジパチ"のように、精密なメカからみたならば、当時のものは、幼稚なメカだったかもしれませんが、改良するとなれば、これは大変な苦心だったと思われます。
改良というよりも、それは一種の発明だったといってもいいでしょう。